シールリップ/密封面/接面
パッキン及びガスケット用語において、”(1)種類及び名称に関する用語”の分類の中で、”(1.7)雑”に分類されている用語のうち、『シールリップ』、『密封面』、『接面』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(1)種類及び名称に関する用語”の分類の中で、”(1.7)雑”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『シールリップ』、『密封面』、『接面』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(1)種類及び名称に関する用語 > (1.7)雑 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (1)種類及び名称に関する用語 > (1.7)雑
番号: 1716
用語: シールリップ
意味(定義):
リップ形シール(※1)の密封面を形成している部分で、軸方向に突き出ているか(これをレッグともいう。)又は傾斜した薄い舌状をしている箇所をいう。
単にリップともいう。
読み方:
−
対応英語(参考):
seal lip
分類: パッキン及びガスケット用語 > (1)種類及び名称に関する用語 > (1.7)雑
番号: 1717
用語: 密封面
意味(定義):
シールが、軸、ハウジングその他と接触して密封を行う面。
シール自身の面をも相手の面をもいう。
読み方:
みっぷうめん
対応英語(参考):
sealing surface
分類: パッキン及びガスケット用語 > (1)種類及び名称に関する用語 > (1.7)雑
番号: 1718
用語: 接面
意味(定義):
シールの面と相手の面とが接触している面(機能上から見れば密封面)。
読み方:
せつめん
対応英語(参考):
contact surface
(※1)
リップ形シールには、カップパッキン、フランジパッキン、Vパッキン、Uパッキン、オイルシールなどのようにリップを有する成形パッキンであるリップパッキンがあります。
[ パッキン・ガスケット > 雑(その他の種類・名称) ]